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機械学習のためにpythonを入れてみた

いま大学で機械学習の授業をとっているのですが課題をたくさん出されました。今まで触ったこともなかったpython機械学習をするコードを書いて来いというのです。

先生、鬼畜すぎます…

いつまでも嘆いていられないので早速pythonをMy PCに導入します。


調べていたらpython2.7, python3.5がヒットしました。


pythonってバージョンがあるの…?


早速雲行きが怪しくなってきました… 新しい方だけ入れればいいんじゃないの?と思っていたのですが、何やらpython2.x系からpython3.x系への移行がまだ不十分でメインは3.x系だけど世の中のソースコードは2.x系も多いとのこと。なので両方のバージョンを入れて切り替えられるようにしましょう。

バージョン管理にはバッチファイルを作成し、コマンドによって使うpythonのバージョンを切り替えます。バッチファイルの作成はいたって簡単でテキストファイルにコマンドを書いて拡張子を.batで保存します。保存先はどこでもいいですが保存先を環境変数のPathに登録するのを忘れないでくださいね。(バッチファイル用の保存フォルダとかあると便利かも)

コードは以下のように記述してください。python2.7用のコードです。

@echo off
C:\Python27\python.exe %*

1行目のコードはコマンドプロンプトに実行コードを表示させないコードです。
2行目のコードはpython本体がある場所を指定してください。僕はデフォルトで入れたのでこんな感じになってます。

バッチファイルはコマンドプロンプトでコマンドをたたけばその中身を実行してくれるものです。このコマンドというのはバッチファイルの名前の部分にあたるのでわかりやすいようにpython2.x系ならpython2.bat, python3.x系ならpython3.batとしときましょう。これでPathがきちんと通っていればコマンドを打ち込むだけで切り替えができます。


まだ終わりませんよ?

Anaconda

python機械学習のためのライブラリが豊富らしく、しかもそれをパッケージ化してくれているものがあるのです。ありがたい!

名前はanacondaといいます。


なんだかとても強そうだ!


これはanacondaのダウンロードページからダウンロードできるので入手しときましょう。
https://www.continuum.io/downloads
公式サイトを見ると400以上の科学系のパッケージが入っているみたいでそれに伴って容量もなかなか大きいです(汗)

対応するpythonのバージョンのインストーラをダウンロードしてインストールしてください。

実はanacondaはpython+ライブラリが入っているディストリビューションなので、単にpythonを使いたいだけの人はanacondaのインストールだけで事足ります。(pythonも一緒に入れてくれる!)

まあこれでpythonを使う環境は整いました。


僕の演習ではJupyter notebookを使います。これはインタラクティブにコードの実行ができ、そのままレポートを書くときに非常に重宝します。
先生もこれを使いなさいと押してるのもあるが…
詳しくはGoogle先生に聞いてみてくださいね。


これで導入は終わりです。
これからの僕が使う環境はpython3.5とjupyter notebookが中心になりますのでよろしくお願いします。

次以降は実際に機械学習をしていきたいと思います。